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タイトなスケジュールの案件のプランが大幅に変更になると

どうも、プロトタイプデザインです。

久々にきました。納期の短い案件で急な大幅プラン変更。

スケジュールは複雑に絡み合った数件の案件をパズルのピースをはめ込む様に組み込んでいくので多少のイレギュラーな変更は別の融通のきく案件で調整すればなんとかなったりもしますが、大幅な変更でかつケツも変わらない状況になるとやった作業が無駄になったり、そのことを各業者さんに報告したり、全体スケジュールを組み直したり、数週間単位での泊まり作業が決定したり。何かときついもんがあります。

デザインの仕事ってなんとなく漫画家さんの仕事に似てるのかなぁと思っていて、作業量の詰め込み度とかはどうかわからないですが締め切りがあってクォリティも求められて。

少し違うところで言うと、エンタメとして世に送り出されるか、商売の補助的な一面として送り出されるかかなと思います。

デザインが評価されても売り上げが上がるかどうかは立地やビジネスの内容などにもよりますし、逆もあります。

そもそもデザインはかっこいいもの、面白いものを作ればデザイナー・設計士として優秀なのかと言えばそうではないと思いますが、人気デザイナーと呼ばれるところに行くには設計能力がなくても面白いものが作れればなれます。

難しいですよね。

一応僕も歳をとって家庭を持つ様になって、融通の聞きにくい子供中心の生活が入り込んで昔の様に自分が無理をすればなんとかなっていた時代ではなくなってきました。

その中で数週間深夜作業確定が決定するとやっぱり精神的にきます。

今でこそ世間が優しくなったおかげで大幅な変更が出たりしたら気を使って「スケジュールちょっと遅れますよね?」と言ってくれる施主さんもいますが、今でもパワーのある施主さんもいます。

当然そこ断ると次ないんでね。

難しい業界ですよね。

当分変わらないんだろうなぁデザイナーという仕事の立ち位置。