ども、プロトタイプデザインです。
終わりましたね、甲子園。高校球児たちの熱い戦いが。
地元大阪の履正社が優勝しましたね。履正社っちゅうと高校の進路の時に同じ野球部の子が履正社に行くってゆうててその時初めて存在を知ったんですけど、なんとなく野球強そうな記憶はあったけど優勝するまでなるとは。
たしかうちの高校の野球部の最後の大会の相手が履正社でぼろ負けしてましたね。T-岡田たしか温存されてたような。
ちがうんです、野球の話をしたいわけじゃないんです。
球数制限と勤務時間についてです。
なんでこんな話をするのかというと、スマホアプリのスポーツナビのある記事をみたのです。
記事の内容は「投手の投球制限」に過敏になりすぎるな 野村克也の指導論 という題名で、メジャーでは肩は消耗品なので投げすぎると筋肉を痛める。なので一試合で投げれる球数に制限を設けて肩肘の寿命を伸ばそうという事。
でも野村さんがいうには、投手は球数を投げることで今まで10球のうち3球しか同じコースに投げることができなかったのがより数を重ねることでよりその精度を高めることができる。
なので根性論ではないけれど、自らの意思で成長をするにはこの球数という最もらしい理由でブレーキをかけてしまうと成長が止まり、後々後悔するのは本人である、と。
なるほどなるほど、これは仕事における勤務時間にも言えるのではないでしょうか。
僕もこの業界に入り12年ほど経ちますが、時には徹夜もあり勤務時間という部分で見るとえぐい生活を送ってきました。
当然一緒に働く僕以外の人には勤務時間についてあまりうるさく言いたくはないのですが人って甘えるので「この時間まででいいよ」というとそれ未満の仕事に収まってしまうことが多い。
しかもそれで仕上がらなかった時、やっぱり他の人が仕上げる作業をする。
今まで働いてきて感じたことは、一つの案件を最初から最後までやり通すことで一つの店舗ができるのにどこでどういった話が起こって、どんな要望、どんな問題、どんなやりとりが生まれて完成するのかがわかり、それがわかるから的確な提案ができるのかなと思います。
で、僕らの仕事には納期が決まっていてそれを目指して仕事をしていくので1日=24時間という概念で仕事をすると中々うまく進められないことが多いです。
要領がわかってくればきちんとした勤務時間内で収めれることは多いと思いますが、それでもイレギュラーなことは多いと思います。
例えば着工前にお客さんから「やっぱりこの部分はこれに変更してほしい」という話が出たとします。
もう良くあることで、あるあるとかいうレベルじゃなくある×200ぐらいです。毎回あることです。
こんな話が出た時に、勤務時間に則って話を進めるとお客さんのやりたいことを実現できなかったり現場がおさまらなかったりします。
でもなるべくこんなことにならないようにお客さんに説明しておくべきなのはまた別の話ですが、イレギュラーはあります。
この時にこんな理由で要望を反映できないデザイナーはどうだろうとおもいます。そんなデザイナー時はなりたくないしなってほしくないと思います。
こんなことを繰り返して、苦しい思いをしながら自分で一つの案件を完成させていく事でよりいいデザイナーになれるのではないかなと思います。
だからいいデザイナーになるためには少なからず勤務時間という考えよりも、案件を完成させるためを優先して仕事をするべきかなと思います。
経験の浅いこれから成長していかなければならない人は特にです。
会社としては、案件が終わった時は勤務時間超過した分休みを与えるとかして働く人が納得できる方法を話し合えば働く側も続くでしょうしよりやり甲斐ができていいんじゃないですかね。