こんにちは、〇〇です!
前回の記事では、鳥取砂丘や砂の美術館、牛骨ラーメン、吉岡温泉といった、鳥取県の穴場観光スポットやグルメについて詳しくご紹介しました。
今回はその続きとして、旅行2日目・3日目に訪れた、島根県松江市や、鳥取の注目スポット「サンド公園」、そして岡山県に位置するアート好き必見の「奈義町現代美術館」について、実際に体験したリアルな旅行記をお届けします。
「島根・松江って観光地としてどうなの?」「鳥取・島根エリアを子連れで旅行したいけど、どこがおすすめ?」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
鳥取滞在2日目は、親戚のナビゲートで島根県の県庁所在地「松江」へ。
天気予報では鳥取・島根エリア3日間ずっと雨の予報だったのですが、なんとこの日は晴天!日頃の行いが良かったのか(笑)、気持ちの良い観光日和になりました。
松江といえば、宍道湖や松江城、堀川遊覧船など、歴史と自然が融合した落ち着いた町並みが魅力。今回は小さな子どもも楽しめるスポットを中心に、のんびり巡ることに。
松江の街並みはどこか京都にも似た風情があり、歴史ある城下町ならではの落ち着きと品の良さを感じられます。観光地化しすぎておらず、混雑も少ないので、子連れ旅行にもぴったりです。
松江観光の前に、鳥取県内の人気スポット「サンド公園」に立ち寄りました。
このサンド公園、実はポケモン公式のキャラクターをテーマにした全国でも数少ない公園のひとつ。鳥取とポケモン「サンド」がコラボレーションし、砂丘の街ならではの魅力を発信しています。
場所は「鳥取こどもの国」という大型公園の敷地内。広大な敷地には、子どもが思いっきり遊べる遊具やアスレチックが充実していて、大人も子どもも楽しめる内容になっています。
サンド公園の入口では、大きなサンドのモニュメントがお出迎え。ポケモン好きの子どもはもちろん、大人世代でも「懐かしい!」とテンションが上がるはずです。
園内にはフォトスポットもたくさん設置されており、記念写真を撮るのにもぴったり。普段はなかなか見られない、ポケモンと鳥取ならではのコラボ空間をたっぷり堪能できます。
公園内には、大人でも思わず挑戦したくなるような大型アスレチックも充実。木製の橋やネットのトンネル、滑り台、ロープ遊具などが複雑に組み合わさった遊具は、想像以上に本格的な造りです。
「田舎の公園だし…」と正直少し侮っていましたが、実際は都心の有料アスレチック顔負けの充実度。体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください!
また、子ども向けの安全な遊具エリアもあるので、小さなお子さま連れでも安心して遊ばせることができます。
入園料もリーズナブルで、大人500円、小学生以下は無料。ファミリー層にとって嬉しいコスパの良さも魅力です。
サンド公園で遊んだ後は、いよいよ松江観光へ。
今回は、天候に左右されず楽しめる人気スポット「松江フォーゲルパーク」へ行きました。ここは、国内最大級の室内ガーデンと、さまざまな種類の鳥たちと触れ合える動物園が融合したテーマパークです。
館内に一歩足を踏み入れると、そこはまるで別世界。天井いっぱいに広がる花々のアーチや、色とりどりの植物が生い茂り、まるで南国のジャングルに迷い込んだような感覚になります。
インコやオウム、フクロウ、ペンギンなど、可愛い鳥たちがすぐそばで見られるのも魅力のひとつ。エサやり体験や、フクロウや鷹の飛行ショーなど、参加型のイベントも充実していて、子どもだけでなく大人も大興奮です。
雨の日や暑い日でも快適に楽しめるので、天候を気にせず観光できるのが嬉しいポイント。家族旅行にもおすすめのスポットです。
旅行3日目、いよいよ大阪に帰る日。
そのまま帰るのはもったいないと感じた私たちは、鳥取と岡山の県境にある「奈義町現代美術館」に立ち寄ることにしました。
この美術館、実は建築好きの間では有名な「磯崎新」氏が設計した作品として知られています。決して大規模な美術館ではありませんが、現代美術と建築が見事に融合した空間が魅力です。
奈義町現代美術館の最大の特徴は、建物自体が美術作品として設計されている点。
外観はコンクリートとガラスを組み合わせたシンプルかつ洗練されたデザインで、周囲の自然と見事に調和しています。館内に入ると、円筒形の展示室や、ステンレスワイヤーを使ったインスタレーションなど、現代アートならではの空間が広がっています。
中でも印象的だったのは、天井の一部がシーソーのように動く仕掛け。訪れるタイミングや視点によって見え方が変わる、まさに「体験型アート」を楽しむことができました。
美術館の周辺には、これまた驚くほどスタイリッシュな幼稚園や保育園、小中学校が並んでおり、「こんな田舎町に、なぜここまで?」と不思議に思って調べてみると、意外な事実が判明。
奈義町は、あの人気漫画『NARUTO』の作者・岸本斉史さんの出身地なのです。町はその「ふるさと納税」や地元愛の力を活用し、子育てや教育、アート文化の推進に積極的に取り組んでいるのだとか。
その取り組みの成果が、町全体の雰囲気や施設の充実度に現れていて、「地方でもこんな魅力的な町づくりができるんだ」と素直に感動しました。
今回の3日間の小旅行では、鳥取・島根・岡山をまたいで、さまざまな観光スポットを巡ることができました。
どこも観光客で混み合いすぎることがなく、のんびりと自分たちのペースで楽しめるのが、このエリアの魅力だと改めて実感しました。
子連れでも無理なく回れる距離感や、自然と文化がほどよくミックスされた観光地のバランスも、家族旅行には最適です。
「週末にちょっと遠出したい」「新幹線や飛行機を使わず気軽に旅したい」そんな方には、ぜひ鳥取・島根・岡山エリアの小旅行をおすすめします。
次回も、旅行や暮らしに役立つリアルな体験情報をお届けしますので、ぜひまたブログを覗いてみてくださいね。