こんにちは、株式会社プロトタイプデザインです!
今回は、家族で鳥取・島根エリアを巡る小旅行に行ってきました。大阪から車で気軽に行ける距離ながら、普段味わえない自然やご当地グルメ、レトロな温泉街まで楽しめる、まさに「大人も子どもも楽しめる旅」だったので、その様子を詳しくご紹介したいと思います。
この記事では、鳥取観光の定番スポット「鳥取砂丘」と「砂の美術館」から、知る人ぞ知るB級グルメ「牛骨ラーメン」、穴場的な温泉地「吉岡温泉」、さらに昭和レトロな雰囲気漂う純喫茶まで、実際に体験したリアルな情報をお届けします。
鳥取旅行を検討中の方や、家族で楽しめる近場の旅行先をお探しの方に、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
鳥取といえば、やはり外せないのが「鳥取砂丘」。そのすぐ隣にあるのが、世界でも珍しい砂像専門のミュージアム「砂の美術館」です。
ここでは、砂と水だけを使って作られた巨大な砂像作品を間近で見ることができます。毎年テーマが変わるのが特徴で、今回は日本の歴史や文化を表現した作品が展示されていました。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、実物は想像以上の迫力!繊細な彫刻技術と圧倒的なスケール感に、思わず「これ本当に砂でできてるの!?」と声が出てしまうほどです。
屋内施設なので天候に左右されず、暑い日や雨の日でも快適に観光できるのも嬉しいポイント。鳥取観光の際は、ぜひ立ち寄っていただきたいおすすめスポットです。
砂の美術館を満喫したあとは、鳥取名物「牛骨ラーメン」を食べに行きました。
実は鳥取は「牛骨ラーメン」発祥の地といわれており、地元の人にとってはソウルフード的な存在。牛の骨からとったスープは、コクが深いのにしつこさはなく、じんわりと旨味が広がります。
今回は「四洋牛骨ラーメン」と、スタンダードな牛骨ラーメンの2種類を食べ比べ。お肉の旨味がしっかりと溶け込んだスープに、細めの麺がよく絡み、あっという間に完食してしまいました。
観光地周辺には牛骨ラーメンのお店が点在しているので、鳥取に来たらぜひ本場の味を試してみてください。
続いて向かったのは、知る人ぞ知る穴場スポット「吉岡温泉」。鳥取市内にありながら、観光地化しすぎておらず、素朴な温泉街の雰囲気が残っています。
実は、地元に住む親戚に「なんでそんなところ行くの?」と驚かれたほど、観光客にはあまり知られていないディープな場所。でも、そのローカル感が逆に旅の醍醐味でもあります。
温泉街では町おこしの取り組みも行われていて、昭和の面影を残す街並みが少しずつリノベーションされ、昔懐かしい純喫茶や雑貨店が点在しているんです。
吉岡温泉でぜひ立ち寄ってほしいのが、レトロ喫茶「パーラー株湯」。
古い日本家屋を改装したこのカフェは、外観からして趣たっぷり。店内も木の温もりと昭和レトロなインテリアが居心地抜群で、まるでタイムスリップしたような感覚になります。
名物は「あづまやさんのプリン」。とろけるような食感と、優しいカスタードの甘みが絶妙で、子どもも大人も大満足の味わいでした。
さらに珍しい「フルーツトマトプリン」も期間限定で販売されており、思わず購入。プリンの上には透明なゼリー層、さらにその中に丸ごとのフルーツトマトが入っているという、見た目も味も驚きの逸品です。
正直、トマトとプリンの組み合わせってどうなの…?と思っていたのですが、食べてみると爽やかな酸味と甘みが絶妙にマッチ。これはリピートしたくなる美味しさでした。
カフェの向かいにあるのが、日帰り温泉施設「一ノ湯」。
最近リニューアルされたばかりで、外観も館内もとても清潔感があり、女性やお子さま連れでも安心して入浴できます。
源泉かけ流しの温泉は、湯量豊富で身体の芯までポカポカに。訪れた日はかなり熱めの湯加減で、45度近くありましたが、これがまたクセになる気持ち良さ。
地元の人もよく利用するアットホームな雰囲気で、観光客でも気軽に立ち寄れる穴場スポットです。
宿泊先は、親戚の古い日本家屋。
畳と障子、縁側がある、まさに「日本の原風景」のような空間で、普段都会暮らしの子どもにとっては新鮮そのもの。広々とした敷地で思い切り遊べるのも、田舎ならではの魅力です。
夜には近くの川へ蛍観賞に。タイミング次第では、たくさんの蛍が飛び交う幻想的な光景が見られるそうですが、今回は1匹だけ。でも、その貴重な姿に大人も子どもも感動でした。
周囲は街灯もほとんどなく、聞こえるのは虫やカエルの鳴き声と川のせせらぎだけ。都会では味わえない静寂と自然の音に包まれて、心も体もリフレッシュできました。
鳥取といえば「鳥取砂丘」や「牛骨ラーメン」など有名な観光地やグルメもありますが、今回の旅では、吉岡温泉やレトロ喫茶といった、ちょっとディープなスポットにも足を運んでみました。
観光地の喧騒から離れ、のんびりとした田舎時間を過ごせるのも、鳥取旅行の魅力のひとつ。特に家族連れや、都会の生活に少し疲れてしまった方には、心からおすすめできる旅先です。
次回の後編では、島根県松江や、ポケモン好き必見の「サンド公園」、そして建築好きにもたまらない「奈義町現代美術館」の様子をお届けします。ぜひ合わせてご覧ください!